2010年11月17日

FELLOWiN CT-MASTER

音声応答装置『CT-MASTERⅢ』製造・販売終息のお知らせ

平素よりご注文頂いております音声応答システムハードウェアの「CT-MASTERⅢ」が、下記の通り終息となりますのでご報告させて頂きます。
併せて、「CT-MASTERⅢ」の代替機となる新しいハードウェアをご紹介させて頂きますので、 今後とも宜しくお願い申し上げます。
敬具
1.従来の音声応答装置について
(1)名  称 ;FELLOWiN CT-MASTERⅢ(フェローウィン シーティーマスター スリー)
(2)収 容 回 線 ;アナログ回線のみ
(3)最大回線数 ;32回線
(4)オプション機能 ;①ダイヤルパルス認識機能
 ②FAX送受信機能
 ③合成音機能
 ④ラックマウントキット(2U)
(5)システム要件 ;CT-MASTERⅢとそれを制御するサーバ間はLANクロスケーブルに
 よって接続されますので、サーバ上に専用のLANポートが必要です。
(6)終 息 時 期 2019年3月末
(7)サポート終了時期;
 ・2018年6月までにご購入の場合…個別保守契約書記載の保守期間に準じます。
 ・2018年6月以降にご購入の場合…サポート終了時期は2025年3月末となります。
2.新しい音声応答装置について ※音声応答サービスに特化したハードウェアです。
(1)名  称 VM-MASTERⅡ(ブイエムマスター ツー)
(2)収 容 回 線 ;アナログ回線/INS64/INS1500
(3)最大回線数 ;60回線
(4)オプション機能 ;①内線機能(交換機機能)
 ②合成音機能
 ③ラックマウントキット(3U)
(5)システム要件 VM-MASTERⅡとそれを制御するサーバ間はUSBインターフェースに
 よって接続されますので、サーバ上に専用のUSB2.0ポートが必要です。
3.新しいFAX送受信装置について ※FAX送受信サービスに特化したハードウェアです。
(1)名  称 CT-BOX(シーティーボックス)
 ※CT-BOXはLAN網に接続するユニットタイプ音声FAX送受信装置です。
(2)収 容 回 線 ;アナログ回線/IP電話回線(ひかり電話)
(3)最大回線数 ;120回線
(4)オプション機能 ;ラックマウントキット(1U)
(5)システム要件 ;LAN網に接続しますので、制御サーバにLANポートが必要であり、
 CT-BOXは制御サーバと同じLAN網内に接続する必要があります。
4.その他、注意事項
(1)音声応答サービスのみが必要な場合は、VM-MASTERⅡをご選択ください。
  FAX送受信サービスが必要な場合は、CT-BOXをご選択ください。
(2)既存のアプリケーションをVM-MASTERⅡ又はCT-BOXにて動作させるためには、
  別途改修費用が必要となります。
(3)製品により寸法が異なりますので、特にリプレースにてサーバーラックに搭載する
  場合はご注意ください。
   ・CT-MASTERⅢ=2U
   ・VM-MASTERⅡ=3U
   ・CT-BOX=1U
以上
 FELLOWiN CT-MASTERⅢは、電話・FAXメディアはもちろんのことWEBとの連携を実現した、マルチメディアIVRシステムです。
 様々な業種において、PBX、CTIサーバ、ホストコンピュータ、DBとの豊富な連携実績があり、最適な音声ソリューションを提供いたします。
CT-MASTERトップ

システムの特長

■Windows7/8.1/10/Server2008/2012/2016のマルチタスクOSに対応、
 32bit/64bitのネイティブなマルチタスク環境を実現します。
■VBでのアプリケーション開発キットの提供
■各種DBエンジンとの連携が可能
■様々なプロトコルでの上位システムとのリアル連携が可能(ソケット通信、http通信、TP通信など)
■CTIリンクでのPBX連携のサポート
■CTIサーバ連携のサポート
■ダイヤルパルス認識ボードのサポート
■FAXボードのサポート
■日本語規則合成音エンジンのサポート
■音声認識エンジンのサポート
■ネットワーク構成で200回線以上の大規模構成のサポート
■アナログダイヤルインのサポート
■制御パソコンとのインターフェスはTCP/IP接続

システム運用例

IVR 一次受付システム
【ナレーションフロー例】「はい、○○○サービスセンターです。お繋ぎになりたい部署番号をお選び下さい(音声認識の場合:部署名をお話し下さい)」→「営業部は1、技術部は2、○○は3・・・」→(営業部の1をダイヤル入力)→「おつなぎしますので、しばらくお待ちください」(保留音)→お客様とオペレータが会話
音声&FAX掲示板&同報システム
音声情報・FAX情報を予め登録しておき、利用者が欲しい情報を、欲しい時間に電話・FAX操作で取りだすことができるシステムです。同時に登録されている送信先に、多回線を使って一斉にFAX送信をすることも可能です。
緊急呼出ステム(火災発生・事故発生・地震発生・土砂災害等)
【ナレーションフロー例】(音声応答システムから発信)→(着信)「こちらは、○○○緊急呼出センターです。本人の場合は1、違う場合は2・・・」→「○○で、火災が発生しました。△△に集合して下さい。出社可能の場合は1、できない場合は2・・・」→「どのくらいで集合できますか。30分以内の場合は1、1時間以内の場合は2・・・」→「受付を致しました」
※ホスト及び各種センサーと連携した通報も可能です。
公共施設予約システム(体育施設・保養所施設・斎場施設等)
【ナレーションフロー例】「こちらは、○○○施設予約センターです」→「ご希望のサービス番号を入力して下さい」→「会員番号を入力して下さい」→「暗証番号を入力して下さい」→「ご希望の施設コードを入力して下さい」→「ご希望の目的コードを入力して下さい」→「ご希望の日時を入力して下さい」→「ご利用ありがとうございました」

機器仕様

制御用PC
適応PC条件
クロック周波数2GHz以上
32bit(x86系)、および64bit(x64系)プロセッサに対応
※アプリケーション処理およびCH数によっては上記以上の
スペックが必要となる場合があります。
適応OS条件
Windows 7 Professional/8.1 Pro/10 Pro/
Windows Server 2008 Standard/
2008 R2 Standard/
2012 Standard/2012 R2 Standard/
2016 Standard
※上記の日本語OSに対応しています。
(IA-64プロセッサ用OSには対応していません)
インターフェース
プロトコル
TCP/IP ※ユニットIPアドレス任意設定可能。
クロスケーブルでの直接接続を推奨
ユニット
ベースユニット
ビルドアップユニット
本体外形寸法
330mm(W)×244mm(D)×70mm(H) (突起物は含まない)
重量
3.6kg(局線ボードMAX実装時)
1システム内接続可能ユニット数
1ユニット
MAX4ユニット
1ユニット内収容可能局線ボード数
MAX1枚
MAX2枚
最大接続回線数
32回線(局線ボード8枚)
電源定格
電源入力
AC100V±10% 50/60Hz
動作時消費電力
MAX50W
MAX30W×ユニット数
SYSTEMヒューズ
5.2φガラス管ヒューズ
動作環境温度
0℃~40℃
ラックマウントプレート
※オプション(ラックマウント時2U専有。 別途、ラックマウントキット必要)
FAXボード
接続方式
局線ボードにオンボード搭載。(4回線対応)
通信速度
MAX14400bps
一般通信規格
G3ファクシミリ規格準拠
通信方式
V.21、V.27ter、V.29、V.17
送受信用紙サイズ
A4、B4、A3
解像度
ノーマル、ファイン、スーパーファイン
符号化方式
MH、MR、MMR(MMRはECM使用時のみ可能)
送信時縮小
相手能力に応じた自動縮小送信可能 (A3→B4、A3→A4、B4→A4)
エラー訂正
ECMサポート
局線ボード
適応回線
2線式一般公衆アナログ回線(PB、DP) ※INS64回線適応可能(但しTA経由)
収容ポート数
4回線
回線接続方式
6極モジュラージャック×4(RJ-11)
音声符号化方式
PCM形式(4~20回線構成) 8kHz、8bit、モノラル(8KB/秒) 8kHz、16bit、モノラル(16KB/秒) 11kHz、8bit、モノラル(11KB/秒) 11kHz、16bit、モノラル(22KB/秒)
CCITTμLaw形式(4~32回線構成) 8kHz、8bit、モノラル(8KB/秒) ※24回線構成以上の場合は必須。
DTMF検出/送出
0~9、*、#、A、B、C、D ※従来型PBダイヤルイン対応可能。音声 再生中の検出可。
ダイヤルパルス検出/送出
0~9 ※検出はオプション(別途、ダイヤルパルス 認識ボード必要。音声再生中の検出可。)
400Hzトーン検出
BT、RBT、DT
電話発信時相手応答検出条件
極性反転検出、RBT消失、人声検出、 FAXCED検出
通話時相手切断検出条件
RBT検出、極性反転検出
3者通話機能
全てのボードの任意回線と可能。
  


Posted by fellow04 at 19:09Comments(0)